寒いですね〜。少し緩和してきたようですが,全国的に寒波が押し寄せていたらしく,暖冬という噂は?って感じです。パソコンの部屋はどうしても足もとが冷えるので,いろいろとやっているといつの間にかヒザから下が冷え切っていて,低体温になりやすい体質なので,この季節は要注意です。パソコンにつなげられる保温グッズでも買おうかな〜。体温が下がると,基本的に免疫機能が落ちるらしいので,そういうことも風邪なんかをひく一因になります。みなさんも,保温を心がけてお互いに冬を乗り切りましょう。
さて,自己分析しながら学ぶ「心理アセスメント実習講座」を,
▲こころオフィス・盛田▲に掲載しましたので,ぜひご覧ください。3月22日(月・祝)ですが,今回が初開催となる新しい企画です。去年から温めていた企画なんですが,諸般の事情から時期を検討していました。“自己分析しながら学ぶ”とあるように,まずはアセスメント・バッテリー(心理検査の組合せ)で実際に心理アセスメントを受けて体験していただき,自己分析をしながら学んでいく感じの流れになります。初のプロジェクター導入という方向でも考えているので,僕としてもいろいろと新しい試みがある講座で楽しみにしています。
基本的に,心理アセスメントなどの専門的な講座は,臨床心理士を中心とする心理系の有資格者とそれを目指す大学院生を対象とするのが一般的です。心理アセスメントの場合,例えばよく使われる心理検査のひとつであるバウム・テストの分析法などが一般に知られてしまうと,クライエントとしてバウム・テストを受ける時にその知識が入るので正確なアセスメントが難しくなってくるからです。カウンセリング/心理療法の技法なども,あまり知っていると知的理解に陥りがちだったりして,やはり面接のプロセスに影響してきます。このため,今回の講座は一定の受講条件を設けています。
それでも,心理系だけでなく,隣接領域の有資格者や関連職務従事者にとっても,心理的な側面を理解していくことで,より自身の専門領域を有効に活かすことができることもあります。心理系の専門家が身近にいればいいですが,そうでない場合も多く,学べる場を求めている人は多くいらっしゃるように感じています。また,心理系の専門家がいるとしても,専門的アセスメントの有効性を自己分析しながら実感した経験があると,実際のアセスメント結果を聴く際に基礎知識も加わってより密接な連携がとれると感じています。このような理由で,守秘義務が課されている有資格者や職務従事者であれば,心理系が専門でなくとも受講できるようにしています。受講を通して,みなさんと出会えることを楽しみにしています。