-
また大幅に更新が遅れてしまってごめんなさい。新しい仕事の依頼の打ち合わせなどでしばらく忙しくて,長文を書く余裕がありませんでした。6〜7月は梅雨時期と季節の変わり目が重なって,調子を崩す方も比較的多いのですが,最近,割と身近な心理職に精神症状が強く出ているという話を聞いたりしているので,今回は,カウンセラー/セラピスト自身のメンタルヘルスについて,書いていきたいと思います。
先月は,プライベートでショックを受けるようなことが重なり,その対応などの影響でブログ更新をお休みする形になってしまいました。楽しみにしてくださっている方には,とても申し訳なく思っていますが,ご理解をいただければ幸いです。今回は,日本でも診断に用いられているDSMが改訂され,第5版(DSM-5)が出てきていますので,その中の発達障害に関するものをトピックとして書きたいと思います。
ようやく春らしく暖かい日が続くようになりました。4月は新しい環境になったり新しいことが始まったりすることが多く,張り切りすぎて心のエネルギーを消耗しがちですので,楽しみながらゆったりいきましょう。個人的には,最近何かとストレスフルなのですが,できるだけ心身をゆったりさせるようにしています。さて今回は,月例セミナーも間近に迫っていることもあり,発達障害(「害」という表記については議論がありますが,一般的な用語として用いています)の理解について書きたいと思います。
確定申告が終わって,例年のストレスがとりあえず過ぎ去った後,震災から2年という節目でしたので,被災地に想いを馳せていて,その後はしばらく放心状態でした。結局,今回も更新が遅れてしまってごめんなさい。近況というと,急な欠員が出て声がかかり,看護学校の非常勤講師をすることになりました。心理学の授業と言っても,臨床以外の部分も結構あるので,復習しないとなあと思っているところです。今回は,4月からの月例セミナーの案内を改訂したこともあり,身体的アプローチについて書きます。
毎度のことながら,お待たせしてしまってごめんなさい。2月は確定申告の作業を進める時期なんですが,メールマガジンの自動入稿システムを作ったところトラブルが生じて,結局は利用している配信システムの不具合だったんですけど,調査に手間取って確定申告の作業が遅れ気味でした。まだ終わっていませんが,ようやく一段落したのでブログを書いているという次第です。先週は,その合間を縫って2つのミニセミナーをオフィスのサイトの方に掲載したので,今回はそれについて書きたいと思います。
1月も半分過ぎてしまいましたが,改めて新年のお慶びを申し上げます。僕はここ1週間ぐらい,風邪らしい症状のため,通常の仕事は何とかこなしながら活動を抑えていたので,まだ新年の動きらしい動きをしていない感じがしています。まあ,1月1日の早朝まで,運営してきた占いサイトのリニューアル作業を続けていたので,その後も細かい作業をいろいろやってはいましたが。ともあれ,表だった動きの最初ということで,2013年の抱負を書いていきたいと思います。
大幅に更新が遅れてしまってごめんなさい。21日のマヤ暦の終わりに向けて,運営している占いサイトのリニューアルを手がけていて,ブログでそのお知らせをしようと思っていたんですけど,まだ不充分なところがあるので新年に延期することになりました。新年のブログでは,お知らせできるようになる予定です。今回は,今年最後のブログということで,1年の振り返りをしていきたいと思います。
秋も終盤という感じで寒さが増し,冬の訪れを感じます。北海道生まれですが寒さには弱いので,寒さに耐えて春の訪れを待つという心境ですね。冬ごもりというのはうつ状態ともよく似ていて,心の冬に耐えながら心身を休めて養分を蓄え,来たるべき春に備えるという感じで過ごすのがいいように思います。これは古来から言われる「養生」ということにつながりますが,今回取り上げる「修養」という言葉も,この「養生」の意味合いが含まれているようです。自らが生きることを養うという「養生」を修めるわけですから,「修養」は自らが生きることを養いつつ高め成長していく,生涯にわたる過程ということになると思います。今回は,そういった観点から心理臨床を考えたいと思います。
当サイト「臨床心理士・盛田祐司」は開設から12周年を迎えました。放送大学に編入学したのを機に,「臨床心理士への道」と題してブログを書き始めた頃からの通算ですから,体系的に臨床心理学を学び始めて12年,干支がひと回りしたんだなあと改めて感慨を深めているところです。折しも,長らく関わっていたところから飛び立つことを宣言したのがこの変わり目でしたし,本来の自分らしく新しい方向性に向かって歩んでいくスタートラインに立ったような気持ちでいます。ということで,今回は僕にとっての「本来の自分」に関して書いていきたいと思います。
学会発表の準備やその後の心理的負荷の高い出来事などを経て,少し遅い夏期休暇を取っていたのですが,放心状態ですっかりブログの更新が頭から抜けていました。お待たせしてしまった方,本当にごめんなさい。学会発表は110人を超える来場者があり,時間配分はあまりよくなかったのですが,建設的な意見などもいただいて,言いたかったことも比較的言えたと感じられて満足でした。ご来場いただいた方に感謝しています。今回は,その学会発表の準備の過程で着想が広がった,「中間領域」という概念について書きたいと思います。