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【「自己成長による運命転換」」の総合的サポート】
 ユング心理学を中心とする深層心理学を発展させたプロセスワークと心理的サポートに特化した心理数霊術などの東洋占術を活用して,「自己成長による運命転換」を総合的にサポートします。心身の症状や対人関係のトラブルと向き合い,起こっていることの意味に気づくことで無意識の智恵からのメッセージを受け取って,「たましいの願い」と呼んでいる心の深いレベルとつながり生きる喜びを感じられる方向性のサポートです。
詳しくは,▼運命転換心理学研究所▼にどうぞ。
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 プロセスワークプラクティショナーとして,プロセスワークを基盤にしたワークショップを月替わりで毎月開催しています。「メロディックドリームワーク」「パートナーシップの依存と自立」「倍音が導くパラレルワールド」の3種類で,深層心理につながる音を活用したちょっとマニアックな,無意識の智恵につながるワークショップです。プロセスワークの入門や体験としても学べて,タロットなどを用いたシンクロニシティの妙もお楽しみいただけます。
詳しくは,▼運命転換心理学研究所▼をご覧ください!

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Blogger's Avatar  2009-4-17 23:01
 本格的に春という感じで暖かくなってきました。花粉症の方はつらい季節でしょうが,お大事に。僕は子どもの頃からアレルギー体質なんだけど,元々服用している抗アレルギー薬の作用のおかげか,花粉症という形ではあまり出てないです。さて,フォーラムの方で開業心理臨床についての話題が活発化してますが,その中で「社会性」という言葉が出てきたので,補足も兼ねて少し書きたいと思います。
 「社会性」という言葉は,心理臨床に携わる人たちにも,その必要性はよく言われます。ただ,一般的に「社会性」といった場合,社会人としてのあり方とか社会生活を営む上でのスキルみたいなものを指すんでしょうが,心理臨床の場合はちょっと違うと思います。カウンセリング/心理療法の場としてクライエントさんと会っている時,そこは非日常の場になっているので,クライエントさんの非日常の場にいながら,どう日常とつながっていくかということが重要になるんだろうと考えています。もちろん,一般的な意味での「社会性」も身につけていなければ,臨床心理士だって社会人ですから,組織でやる以上好き勝手にやれるわけでもないので,できることなら職に就くまでにある程度の社会性は身につけておいてほしいと思っています。僕は社会人からの転向組ですけど,普通に大学院を出て臨床心理士になって仕事に就いたという人だと,社会性が乏しいと思うことも時々あります。それは無理もないことだし,僕だって社会に出た頃は結構はずれてたから人のことは言えないんだけど,専門性との兼ね合いということがあるので,臨床心理士の場合は少し一般社会人と事情が違うように思うんです。

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Blogger's Avatar  2009-4-10 1:03
 今回の内容は,「日本臨床心理士会雑誌」No.60 に掲載された内容と関連していますので、臨床心理士の方でないとわかりづらいかなと思いますが,資格制度の中では重要な動きだと思うので感想や意見を書きたいと思います。なお,前回のブログで書いた内容は,同誌p.12より掲載されている僕自身の原稿に対する,補足的な内容となっていますので,併せてお読みいただけると幸いです。可能な範囲で,同誌を読めない人にもわかるように書いていきます。
 日本臨床心理士会として,表題のような基本見解が出されました。内容の詳細はある意味では内部資料なので書かない方がいいと思うので避けますが,開業(ブログでは一般的なこの用語を使っています)するにあたって,必要と考えられる心理臨床の経験や研修,連携のためのネットワーク,開業の前提となる環境や条件などについて網羅的に挙げられたものです。また,将来的には登録制度を整備する方向ということも検討されているとのことです。感想として大ざっぱに言えば,内容的には妥当なんだろうと思います。
 ただ,基準として経験年数とか研修時間数とか,量的な基準が中心になるのは,ある程度の目安になると思うんですが,クライエントさんにとって必要なのは質の問題,要するに信頼と実力の部分だと思うんですよね。その辺りをもう少し加えてもいいのかなと。例えば,SVをある程度義務づけるとすれば,そのヴァイザーがヴァイジーの心理臨床の質を評価するとか,一定以上の質を保っている人が開業していますという制度にしていく方がいいんじゃないかと。まあ,そういうことを言い出すと,今度はヴァイザーの質とか適正な評価方法ということについての検討が必要になるわけですが。私見としては,何年経験があるとか何百時間研修したとかは一定の基準にはなるけど,それが必ずしも実力につながるとは限らないと思っているので,質を基準にするということが大変なことを承知しつつも,量的なものではなく質的なものを扱う臨床心理士だからこそ取り組んでいく必要があると思っています。

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