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また更新が遅れてごめんなさい。最近,多忙が重なって疲れがなかなか抜けないので,文章を書くのがちょっと大変な感じでした。ここ数日,心身を休められたので,ようやく書ける感じになってきたかなというところ。と言いつつも,まだ風邪気味なんだけど,まあ少し頑張って書きますね。今回は,心身の症状と薬物療法について,考えていることを書いてみようと思ってます。
セラピスト自身の心身をケアすることが大事なのは,改めて言うまでもないことだけど,まず最低限クライエントさんの面接に穴を開けないということ,そしてセラピスト自身の問題を面接の場に持ち込まないこと。前者は主に体調管理ということになるし,後者は主に心理的なコンディションをコントロールできることが関係していることになる。でも,事はそれほど単純ではなくて,クライエント−セラピスト間で起こっている関係性が,セラピストの心身の状態に影響を与えているということもあるので,いわゆる世間的な自己管理とかコントロールということを重視しすぎると,方向がずれることがある。一般的な自己管理などのニュアンスは,起こっている心身の状態を抑圧的にコントロールすることに重点が置かれるように思うけど,クライエント−セラピスト間で起こっている関係性がセラピストに影響している場合に,その何らかの不調が抑圧されるのは好ましくない。セラピストは少なくとも,その心身の不調に対して気づき,抑圧的にならずにその不調と共にあるという姿勢を持っていることが,関係性やカウンセリング/心理療法の方向性に気づきをもたらしてくれる。
セラピスト自身の心身をケアすることが大事なのは,改めて言うまでもないことだけど,まず最低限クライエントさんの面接に穴を開けないということ,そしてセラピスト自身の問題を面接の場に持ち込まないこと。前者は主に体調管理ということになるし,後者は主に心理的なコンディションをコントロールできることが関係していることになる。でも,事はそれほど単純ではなくて,クライエント−セラピスト間で起こっている関係性が,セラピストの心身の状態に影響を与えているということもあるので,いわゆる世間的な自己管理とかコントロールということを重視しすぎると,方向がずれることがある。一般的な自己管理などのニュアンスは,起こっている心身の状態を抑圧的にコントロールすることに重点が置かれるように思うけど,クライエント−セラピスト間で起こっている関係性がセラピストに影響している場合に,その何らかの不調が抑圧されるのは好ましくない。セラピストは少なくとも,その心身の不調に対して気づき,抑圧的にならずにその不調と共にあるという姿勢を持っていることが,関係性やカウンセリング/心理療法の方向性に気づきをもたらしてくれる。